占星術やスピリチュアルに興味がある人の間でよく聞く「ボイドタイム」という言葉。
「大事なことは避けた方がいい時間」「運気が不安定になる時間」などと言われていますが、具体的にどのような意味があるのでしょうか。
ボイドタイムは、西洋占星術において月の動きから生まれた概念で、私たちの感情や判断力にも影響を与えると考えられています。
ボイドタイムを正しく理解すれば、日常生活をよりスムーズに過ごすヒントにもなるかもしれません。
ボイドタイムとは何か
ボイドタイムとは、西洋占星術において月が他の惑星と意味のある角度(アスペクト)を作らなくなる時間帯のことを指します。
月は常に12星座を移動しながら、さまざまな惑星と角度を形成しています。
しかし、あるタイミングで月が最後のアスペクトを終えると、次の星座に移動するまでの間は他の惑星との関係が一時的に途切れる状態になります。
この期間が「ボイドタイム」です。
言い換えるなら、月のエネルギーが空白状態になる時間ともいえるでしょう。
占星術の世界では、この時間帯は物事がスムーズに進みにくく、判断がぶれやすいと考えられています。そのため、重要な決断や新しい行動は避ける方が良いとされています。
ボイドタイムはどのくらいの頻度で訪れる?

ボイドタイムは特別な日だけに起こるわけではありません。
月が約28日で12星座を一周するため、1ヶ月の間に十数回ほど発生します。
時間の長さも一定ではなく、
・数分程度で終わることもある
・数時間続く場合もある
・長いと丸1日以上続くケースもある
など、毎回バラバラです。
そのため、正確な時間を自分で計算するのはかなり難しく、一般的には占星術サイトやカレンダーなどで確認することが多いです。
ボイドタイムが「注意すべき時間」と言われる理由
ボイドタイムが多くの人に意識されている理由は、判断ミスや感情の乱れが起こりやすい時間とされているためです。
月は潮の満ち引きを司る天体であり、水の流れやリズムと深く関係しています。
人間の身体も約70%が水分でできているため、月の影響を受けやすいと考える占星術の考え方もあります。
そのため、月のエネルギーが弱まるボイドタイムでは、
・気持ちが不安定になる
・冷静な判断がしにくくなる
・思い込みや誤解が起きやすい
などの状態になりやすいと言われています。
この影響によって、
・会議が長引く
・約束がうまくまとまらない
・連絡ミスが起こる
といった出来事が起こりやすくなると考えられているのです。
ボイドタイムに避けた方が良い行動5つ
ボイドタイムは必ずしも悪い時間というわけではありません。
ただし、影響を受けやすいとされるため、いくつかの行動は避けた方が良いと言われています。
ここでは代表的なものを紹介します。
新しいことを始める
習い事や趣味、運動など、新しいことを始めるタイミングとしてはボイドタイムはあまり向いていないとされています。
気持ちが不安定になりやすいため、
・やる気が続かない
・人間関係がうまくいかない
・思っていた内容と違った
などのズレが起きる可能性があるためです。
何かをスタートするなら、できるだけ落ち着いたタイミングを選ぶ方が安心でしょう。
大きな買い物をする
日用品の買い物なら問題ありませんが、
・高額な商品
・車や住宅
・投資や株
など、大きなお金が動く決断はボイドタイムを避ける方が良いと言われています。
判断力が鈍りやすい時間のため、
・必要ない物を買ってしまう
・条件を見落とす
・後から後悔する
といったケースが起こる可能性もあります。
契約や申し込みをする

契約や申し込みは内容をしっかり確認する必要がある重要な行動です。
しかしボイドタイムでは注意力が低下しやすく、
・チェック漏れ
・勘違い
・手続きミス
などが起きやすいと言われています。
また、契約の話し合い自体がまとまりにくく、条件面で折り合いがつかなくなるケースもあるため注意が必要です。
人生の大きな決断をする
転職、結婚、引っ越しなど、人生を左右するような決断もボイドタイムは避けた方が安心とされています。
この時間帯は気持ちが揺れやすいため、
・迷いが生じる
・判断がぶれる
・後悔する選択をしてしまう
可能性があるからです。
大きな決断は、できるだけ落ち着いた精神状態のときに行う方が良いでしょう。
大事な気持ちを伝える
ボイドタイム中は感情のコントロールが難しくなると言われています。
・告白
・重要な相談
・意見の発表
などの場面では、誤解やすれ違いが起こりやすくなる可能性があります。
どうしても避けられない場合は、いつも以上に言葉を丁寧に選ぶことを意識するとよいでしょう。
ボイドタイムのおすすめの過ごし方
ボイドタイムは「怖い時間」ではありません。
むしろ、無理に行動せず整えるための時間として使うと良いと言われています。
例えば次のような過ごし方が向いています。
・普段通りの生活を送る
・掃除や整理整頓をする
・読書や勉強をする
・瞑想やリラックスをする
・ゆっくり休む
つまり、何かを「始める」よりも、振り返りや調整をする時間として使うのが理想的です。
ボイドタイムを上手に乗り切るための日常習慣
ボイドタイムの影響を受けやすいかどうかは、普段の生活習慣にも関係すると言われています。
日頃から心を整える習慣を持つことで、ボイドタイムでも落ち着いて行動できるようになります。
好きなことをする時間を作る
自分の好きなことに時間を使うことは、心を整えるためにとても大切です。
自分の気持ちを大切にする習慣があると、周囲の感情に振り回されにくくなります。
感情をため込まない
仕事や人間関係の中で、私たちは知らないうちに感情を抑え込んでしまうことがあります。
怒りや悲しみを溜め込むと、あるタイミングで一気に爆発してしまうことも。
・日記を書く
・一人の時間を作る
・気持ちを整理する
など、感情を外に出す習慣を持つことが大切です。
自分を大切にするセルフケア
心と体の状態を整えることも、ボイドタイムの影響を受けにくくするポイントです。
・十分な睡眠
・バランスの取れた食事
・規則正しい生活
といった基本的なセルフケアが、精神の安定につながります。
また、掃除や片付けをすることも気持ちを整える良い方法のひとつです。
ボイドタイムを知ると日常が少し楽になる

ボイドタイムは「何もしてはいけない時間」というわけではありません。
あくまで、物事がうまく進みにくい可能性があるタイミングと考えると良いでしょう。
大きな決断や重要な行動をする前に、ボイドタイムを確認しておくだけでもトラブルを避けやすくなります。
あまり神経質になる必要はありませんが、うまく取り入れることで日常生活をよりスムーズに過ごせるかもしれません。
ボイドタイムを上手に活用し、心に余裕のある毎日を過ごしていきましょう!

